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TRPGコラム 11月 15, 2009

0033:役割分担の重要性

TRPGでは様々な場面で「役割分担」が行われています。 例えば、戦闘時に壁となって仲間を守る人、回復魔法で仲間を癒す人、交渉場面で主導権を握る人、あるいはパーティの共有財産を管理する人、面白いギャグでパーティの気持ちをほぐす人など、様々な意味での「役割分担」が(意識的にせよ、無意識にせよ)なされているはずです。 実は、この「じゃあ、私は〜という役割ね」という「役割分担」は、TRPGをTRPGとしている最も重要な要素なのです。 TRPGの魅力の一つに、「ロールプレイ(Role Play)」というものがあります。 これは、様々なコンテンツで振れていますが、「ロールプレイ」とはすなわち「役……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0032:行動の整合性

このコラムを問わず、TRPG GigaFreaks!内ではよく「リアリティ」という言葉を使っています。 それは、あくまでも個人的な意見ではあるのですが、私が「TRPGにはリアリティが重要だ」と思っているためです。 むしろ、「リアリティが重要だ」というよりも、よりTRPGを楽しむためにはプレイヤーやゲームマスターを問わず、リアリティを重視する事がよりよい結果につながるのではないか?と思っているのです。 この点について、何故私がそう思うのかについてはまたの機会にお話をするとして、今回は「どうすればよりリアリティが出るか?」という事を考えてみたいと思います。 TRPGとは、基本的に幻想世界……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0031:TRPGの上達法

今度は、プレイヤーやゲームマスター、あるいはゲームデザイナーとしての「TRPGの上達法」について、ちょっと考えてみましょう。 TRPGに最も役立つ物とは、何だと思いますか? 演技ですか?それとも、演出ですか?あるいは確率論かも知れませんね。 でも、ここでは全然違う答えを出してしまいましょう。 私は、TRPGで最も役立つ物とは、「経験と知識」に他ならないと思います。 TRPGをプレイする上、TRPGについての経験と知識が重要なのは当たり前だ、という反論が聞こえてきそうですね。 でも、ここで言うのは「TRPGの経験や知識」という訳ではないんです。 それはそれで良い物なんですが、ここ……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0030:中世の「旅」

さて、中世と比べ、現代は「情報社会」であるとともに、「交通社会」でもあります。 人々はちょっとした暇を見つけては小旅行をしたり、連休を利用して大掛かりな旅行をしたり、あるいは車を使って「ちょっと遠出」という、様々な「旅」を楽しんでいます。 現代では、「旅」あるいは「旅行」は趣味の一つであったり、あるいは心と体のリフレッシュ手段の一つであったりします。 しかし、現代と中世では事情も異なります。 そこで、今回は中世における「旅」について、ちょっとした豆知識などを挙げてみようかと思います。 以前のコラムで取り上げましたが、中世の人々というのは、成人人口のおよそ9割までもが第一次・第二次生……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0029:「生きた」キャラクターを演じる

さて、問題です。 TRPGの世代(ジェネレーション)を問わず、TRPGで求められている物とは、何しょう? 私は、この答えは「生きたキャラクターを演じる事」であると思います。 シミュレーションゲームの発展としてのTRPG。 世界を表現する為のツールとしてのTRPG。 一人のキャラクターを表現する手段としてのTRPG。 物語やキャラクターの関連性を掘り下げるツールとしてのTRPG。 これらの全ての種類のTRPGの中でも、「キャラクター」というインターフェイス、もしくはプレイヤーの分身は必ず存在する要素です。 この、「必ず存在する要素」と言うものが、重要ではないはずがありませんよね……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0028:ダイスが使われる理由

ここのところ、ちょっと文学的な(?)話題が続きましたので、今度は数学的な話題をしてみましょう。 TRPGで使うアイテムとして「紙」「筆記用具」に続いて有名なアイテム、と言えば、それはダイス以外にはないでしょう。 ダイスはランダマイザー(乱数発生器:乱数とは無作為に決めた数字の事です)として一般的に用いられますが、これには理由があるのです。 無作為に数字を決める方法としては、ダイスを振る他に、トランプなどのカードを裏返し、シャッフルして好きな場所から引く等という方法があります。 しかし、何故、簡単に手に入るトランプを使わず、購入する手間がかかるダイスを使うのでしょうか? それは、「使……

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0027:「神官」が冒険に出る理由

さて、今度は神の信徒であり、あるいは代理人である「神官」について考えてみましょう。 神官とは、言うまでもなく聖職者階級に属する人間です。 特に、神の影響力が強く、人々も敬虔である中世の世界では、非常に強い力を持った人々です。 神官達は信徒からの寄付だけで充分に生きて行けますし、祭り事を取り仕切る事で、人々に必要とされる存在なのです。 しかし、それにも関わらず、ファンタジーTRPGの冒険者パーティを見ると、そのほとんどに神官がいるはずです。 生きていけるだけの糧があり、人々にも常に必要とされる聖職者が、何故、冒険などという危険な事に首を突っ込むのでしょうか。 聖職者ともあろう者が、……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0026:TRPGにおける「神」の存在

昨今のファンタジーTRPGでは、背景となる世界の要素の一つとして、「神」の存在が規定されている物が大半です。 そして、その設定の多くは「唯一神」ではなく、「多神教」であるとされている事が多いようです。 ですが、ここで現代人である我々にはちょっとおかしいな?と思うような背景設定があります。 それは、多くの神があり、それぞれに多くの信徒を持っている割には、宗教同士の深刻な対立という要素が欠けている、という部分です。 現実世界の歴史を振り返ると、宗教が違うという事はすなわち相手は邪教徒であるという事であり、宗教という全人類の幸福を求める者(宗教家・信徒)同士が血で血を洗う深刻な対立状態を長……

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0025:「交渉技能」の存在

今度は、ゲームシステムとロールプレイについて考えてみましょう。 ゲームシステムによっては、キャラクターに「交渉」という能力や技能が用意されている事があります。 しかし、この能力(あるいは技能)、ロールプレイ重視でTRPGをしている時は、結構邪魔な物である事が多いんですね。 ちょっと一例をあげてみましょう。 悪人が女の子の人質を取って、民家に立てこもっています。 そこで、騎士のキャラクターが「自分が人質になる代わりに、人質の女の子を開放して欲しい」という説得を行おうとしました。 騎士のキャラクターが民家の前に歩み出て、こう言ったとします。 「 君、か弱い女子を人質に取るとは、恥ず……

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0024:リスクとリターン

今度はちょっと近代的な考え方をしてみましょう。 では、問題です。 「職業として冒険者をする場合、最も注意しなければならない事は何でしょうか?」 私は、(意外かもしれませんが)「リスクの管理」であると思います。 冒険者と言えば、良く言えば自由人、悪く言えばゴロツキの類にも関わらず、「リスクの管理」とはいかにも商売人っぽい考え方に思えるかも知れませんね。 しかし、自由人(あるいはゴロツキ)だからこそ、リスクの管理には慎重でなくてはならないのです。 通常、行動に対するリスク(危険度)に見合うだけのリターン(見返り)がなければ、その行動は起こすべきではありません。 この原則は、通常は金……