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TRPGコラム 11月 15, 2009

0013:TRPGの変遷(第3世代)

※このコラムは「TRPGの変遷(第1世代)」「TRPGの変遷(第2世代)」の続編です。 こうして「異世界」全体を表現するに至ったTRPGですが、プレイヤーはまだ満足しませんでした。 「独特の世界」、「独自の歴史」そして「特徴的な街」、更に「個性的なNPC」が揃った所で、プレイヤー達は今度は自分のキャラクターも「個性的」である事を望んだのです。 これは全く当然の成り行きでもあります。 「現実世界」であろうが「異世界」であろうが、人間というものは画一化された存在である訳がないのですから。 また、「個性的なキャラクター」を、ゲームマスターの専売特許にしてしまう程、プレイヤー達はおとなしくは……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0012:TRPGの変遷(第2世代)

※このコラムは「TRPGの変遷(第1世代)」の続編です。 こうして新しい遊びとして発表されたTRPGは、様々な人によって遊ばれました。 そして、その中で、「迷宮だけではなく、街でも遊びたい!」という意見や、「この世界って、どういう世界なのだろう」という疑問が持ち上がってきました。 そう、TRPGは自由に遊べる遊びであるからこそ、もっと様々な事をして遊びたいというプレイヤーの想いを強めてしまったのです。 TRPGの舞台は、今までは冒険の出発点・迷宮に行く前のスタート地点でしかなかった「街」や「村」を含む、世界全体へと広がっていったのです。 そして、ただ「普通」であった「街」にも様々な特……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0011:TRPGの変遷(第1世代)

さて、最近はちょっと問題提起が多かった様ですので、今度はまっとうなコラムに挑戦してみましょう。 私たちが楽しんでいる「TRPG」、これは初代D&Dが発売されてから様々な人に遊ばれ、その遊び方も変化して行きました。 それに従ったのか、それとも時代をリードしていったのか、TRPGのルールも初代D&Dのルールに比べると、色々な形に変化をしています。 では、TRPGはどのような変化を遂げて来たのかを、ちょっと振り返ってみましょう。 TRPGの元祖と言えばD&Dです。 そのD&Dをはじめとする初期のTRPGは、簡単にまとめてしまうと「迷宮と戦闘のゲーム……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0010:TRPGを「勉強」してませんか?

曰く、「TRPGは面白い」。曰く、「TRPGは最高の遊びだ」。 私も、そう思います。最高の仲間と最高のセッションを行う事ができた後などは、心底「TRPGは最高に面白い遊びだなぁ」と思います。 確かにTRPGは面白いです。ハマればハマるほど面白いですから、一度ハマるとどんどんとハマって行きます。 そして、仲間内がその意識で固まってしまうと、次はみんなでTRPGの研究や勉強を始めてしまう事もよくある話なのではないでしょうか。 例えば、先だってのコラムで取り上げた「セッションについての雑談」が、「ゲームマスターの良かった所/悪かった所」、「プレイヤーの良かった所/悪かった所」という話で固定……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0009:セッション後には何をしますか?

みなさんは、TRPGのセッションを楽しんだ後、何をしていますか? 私は、時間が許すのであれば、みんなでセッションについての話をします。 TRPGでセッションをした後で、今回のセッションの内容について、話し合うのも楽しい時間ですね。 自分のキャラクターが格好良く行動できた所、他のプレイヤーの見せ場シーンについて、ゲームマスターの作ったシナリオの面白かった所。 こんな話をしていると、下手をするとセッション以上に時間がかかってしまう事もあるのではないでしょうか。 セッション後の興奮を引きずったまま、思いついた事をただ話しているだけの時間なのですが、実はこれはゲームマスター・プレイヤー共に……

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0008:こんなプレイヤーも困りますよね?

ゲームマスターの話が出たので、今度はプレイヤーの話をしましょうか。 TRPGの主役にして物語をよりエキサイティングにする役目を持つ人、プレイヤー。 ゲームマスターの頭の中でどんな素敵なシナリオを作っても、プレイヤーを相手にセッションをしないと、決してTRPGにはなりません。 人の性格は千差万別であるように、プレイヤーのスタイルも千差万別であるのは言うまでもありません。 千差万別のプレイヤーがいるからこそ、TRPGは「1人では決して作る事のできない物語」を紡ぎ出す事ができるのです。 でも、やっぱりゲームマスターをしていると「これは困ったなぁ……」というプレイヤーにも出くわしてしまう事……

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0007:こんなマスターって困りますよね?

TRPGの進行役にして判定役、そしてシナリオを提供してくれる神のような存在、それがゲームマスターです。 色々な人とTRPGを楽しんでいると、色々なタイプのゲームマスターに出会います。 ゲームマスターによって、同じゲームでもルールの解釈が違ったり、世界観が微妙に違ったりする事も多いのですが、これもTRPGの楽しみの一つですよね。 しかし、「これはちょっと……」というゲームマスターに出会ってしまう事もあります。 例えば、シナリオは美しいけれど、PCが全然関与できず、NPC(GMかな?)の一人芝居になってしまう一人演技マスター。 ルールのカスタマイズにのめり込みすぎて、全然違うルールにな……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0006:ゲームマスターって難しいですか?

TRPGを楽しむ人というのは、大雑把に分けると2つのタイプがあります。 「プレイヤーを楽しむ人」と「ゲームマスターを楽しむ人」の2種類です。 (この分け方だと「プレイヤーもゲームマスターも楽しむ人」もいるはずですが、今回は省略します) そして、「プレイヤーを楽しむ人」に「ゲームマスターをやってみたいと思わない?」と尋ねてみると、意外に多くの人が「ゲームマスターって難しそうだし」と答える事に気づきます。 ゲームマスターって、難しいんでしょうか?楽しくないんでしょうか? 私はどちらも「否」だと思います。 たかがゲームで、難しくて楽しくない役目を引き受ける人間なんている訳がありません。 ……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0005:プレイヤー同士で喧嘩をしていませんか?

TRPGはキャラクター演技のゲームです。 様々に設定されたキャラクター達が一緒に行動している以上、利害が一致しない場合や意見の相違から対立状態になってしまう事も、ままあります。 TRPGは「みんなで楽しむ」為の遊びですから、対立状態というのはあまり望ましい物ではありません……と、言う訳でもないんですね、実は。 キャラクター同士がお互いの意見をぶつけ合い、その中で「よりベター」な意見を作って行く、というのも物語では重要とされる場面ですし、これをプレイの中で再現する事ができれば、それは非常に楽しいセッションである言えるでしょう。 ですから、パーティ内での意見の対立はあっても良いのです。 ……

TRPGコラム 11月 15, 2009

0004:ハック&スラッシュは駄目ですか?

TRPGにはハック&スラッシュというプレイスタイルがあります。 ハックスラッシュとは、古典的TRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の頃から確立されているプレイスタイルの一つで、「迷宮に侵入し、モンスターと戦い、宝物を稼いで迷宮から帰還する」というスタイルです。 これは初期のTRPG作品のシナリオではある意味で当然のプレイスタイルでしたが、TRPGが進化し、演技や設定が重要視されるようになってからは、あまり歓迎されない古いスタイルになってしまいました。 それどころか、最近の風潮では戦闘を「TRPGの華」と捉え、戦闘時に綿密な計画と確率分析、「有利さを求めた戦闘オプション」を駆使して戦闘を……